“昔、住んでいた家1”に続く“2”です。
本日も読んでくださりありがとうございます。
心のレントゲン鑑定士 村吉美幸です。
これから下記に書く事柄が霊感と云うものを強くしてしまったのかも
しれません。
この家に移って約半年、目が回る出来事ばかりでした。
父の葬儀の後は人の出入りも多く
父のいなくなった寂しさはあまり感じませんでした。
黒い影はちらほらとは見えていました。
前の家でも白い影や奇妙な言葉に出来ない様なものは見ていました
ので少々の不気味なものは “いるのか~” くらいにしか感じなく
なっていました。
人が少しづつ少なくなると同時期くらいからまた黒い影が多くなり
始めました。
父がいなくなったので母が店に行く様になり私が台所に立つ事が
多くなると…
料理を作る私の後姿を眺めているかの様な人の気配がするのです。
ハッと思い後ろを振り向くと黒い影が一瞬遅れて隠れるのです。
日によってその影の大きさは違いました。
大人の高さの影の時もあれば、子供くらいの影の時もありました。
そのうち、台所の横に置いてあるテーブルの椅子に座って休んで
いる時、応接間でテレビを見ている時、最後はベットに入って横に
なった時まで見られていると感じる様になりました。
私の妹弟達はたま~に “お姉ちゃん、なんか怖い” と
言っていましたが私の様には見えていなかったようです。
異様な動きを見せる黒い影達でした。
あまりにも良く出てきていたので、そのうち怖いと云う気持ちも
なくなって来た頃、寝入りそうになると…
空気が急に変わるのがわかるのです。
その空気が変わるのと同時に…金縛り…
このパターンには良く会う様になり、その金縛りは
何をやっても解けなくて声にならない唸り声で起きる事が
常になりました。
何とかしなくては、と、電気を点けて寝たり…数日は良く眠れました。
電気を点けて寝ても金縛りは起こる様になり、
解けた~と思ってまた寝入るとまた金縛り…
日が経つにつれて金縛りの次に胸が苦しくなる、重い…
横になって寝ればくすぐられる…
もうやめて~!もう見たくない!感じたくない~!
と思考する様に日々を送っていると…
目の前に腐っているものなどないのに腐臭を感じるので、
“臭い臭い、何か腐っているよ!
虫か何か取ってきて死んじゃっているんじゃない” と妹弟達に言うと
妹弟達は
“お姉ちゃんおかしい!どこにそんなものあるんだよ!
何にもないよ、臭くないし!そこまで言うなら探してみなよ!”
と言われ、
その部屋の中を掃除するように探しても
腐っているものは何も無し…
臭い!と感じているのは私だけなのです。
次に起きたのが、寝ている際に耳元で囁く不気味な声
男なのか女なのかわからない低く頭に響く声で
“ここにいるよ” “なに考えているかわかっちゃった”
“逃げられないから~”などなど
時には意味わからない言葉を耳元で囁くのです。
いや~これは怖かった!
脳天に響く低い唸り声と同時に身震いが起こるのです。
これに関しては慣れる事が出来ませんでした。
隣で寝ている妹に私が唸っているので “うるさい!” と起こされた
事もありましたが、さすが3才下の子供です。
自分が怖い時は私のベットに入って来ましたが、その他の時は
スヤスヤと寝入っておりました。
前の家でも眠りに付く際、背中をくすぐられたり、金縛りはありました。
しかし、子供ながらにウン!と踏ん張れば解けていたのです。
どっちかと云うとキタキタキタ~!と楽しんでいたと思います。
この家に移り住み1年半の間に起こり始めた事です。
この続きは“昔、住んでいた家3”で書きますね。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。
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